「夏休み中」の学生の心境と対応

8月に入り、夏休みを迎えた学校も多いと思います。

先生方もほっと一息つけたかもしれませんね。

溜まっていた仕事をやったり、休みをとったりと学生がいない時間は

自分のペースで進められます。


では、学生達は夏休み中にどんな気持ちでいるでしょうか?

・勉強したい

・ゆっくり休める

・バイトで稼ごう

・地元の友達と遊ぼう


など様々です。


この時期に大切なのは、様々な気持ちで過ごす学生達に離れた場所からサポートする事です。

長い夏休みが終わると、中には不登校になってしまう学生もいるかもしれません。

夏休みは前にお話しした「所属欲求」が学校以外の場所に移ってしまう可能性が高い期間といえます。

この「所属欲求」をうまくコントロールして常に「学校」を意識させましょう。

かといって、学生は楽しい夏休み中に先生から、「最近どう?」などと現実に戻されるのを嫌がります。ではどのような内容が良いのでしょうか?


先生も夏休みを楽しんでる事を学生に伝えれば良いのです。

そこにどことなく専門分野の情報を入れてあげると学生が「学校」「専門分野」などを忘れずにいる事ができるでしょう。

美容師なら「夏休みに先生は髪をきってイメチェンしました~」

食の分野なら「○○に旅行に行ったときに珍しいものを食べました~」など

返信を求めなくても良い内容で送るのが重くなくてよいかと思います。


そして、学校が始まる直前には

「明日から新学期です。9時に集合なのでおくれないように」などと事務的な内容だけではなく

「やっと長かった夏休みが終わり、明日から新学期です!みんなは寂しいかもしれませんが、先生はみんなに会えるのを楽しみにしています‼」などと「学校」に待っている人がいる事を内容に盛り込んで連絡してみましょう。


連休明けで「学校行きたくないなあ・・・」と感じている学生の気持ちも少しだけ前向きに変わっているはずです。


学生も先生もリフレッシュする期間なので「仕事」や「勉強」から少し離れたいのは一緒ですからね‼