人を動かす「4つの衝動」

人は生まれながらにして4つの強烈な衝動を持っています。

①自己実現を求める衝動

②無条件の愛を求める衝動

③表現を求める衝動

④変わりたくない、傷つきたくないと求める衝動


これは学生も大人も同じです。

①の「自己実現を求める衝動」はもっと成長したい、目標を達成したいという衝動

②の「無条件の愛を求める衝動」は人から大切にされたい、自分を理解されたいという衝動

③の「表現を求める衝動」は自分の事をわかってほしいなど、自分の心の動きを表現せずにはいられない衝動です。


④の「変わりたくない、傷つきたくないと求める衝動」は①と②が満たされない時に起こります。

一見やる気のない学生はこの④の衝動が働いている場合が多いといえます。

例えば先生に否定された。自分を見てくれない。などと感じると深く失望します。

その時に新たな挑戦を拒み、今よりも悪い状況にならないように防衛本能が働きます。


もし前向きに取り組めない学生がいたら、無理にやる気を起こさせるような問いかけをするよりも、

まずが、その学生に声をかけ、認めてあげるところから始めてみましょう。